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シガー専門店向けシステム導入

─── 株式会社 シガークラブ　ゼネラルマネージャー 大野氏　談

2004年12月1日より、基幹業務システム'Kyon Kyon ver 1.0'の運用を開始しております。当社は、キューバ産ハンドメイドシガーという世界的に希少価値の高い製品を取り扱っているため、その在庫状況など、常にタイムリーな情報が要求されます。さらに、同製品の正規総代理店として、直営店の運営から全国への卸売りと事業内容を幅広く展開しており、これらについても正確で効率の良い情報管理が必要となります。業務システムの開発にあたり、数年の年月をかけ開発業者をあたってみましたが、どれも通り一遍の解答が多く、こちらの意図するところを実現出来ずに困惑しておりました。IT SOLUTION は丁寧なヒアリングと経験豊富なノウハウから私たちの将来を見据えた提案を行ってくれ、開発前に全ての難問を解決してくれました。売上実績の確認作業だけを見てもその導入効果は感動的です。日々、あれほど時間を費やしていた煩雑な作業が、今は、朝の30分間で全て終了します。しかも、楽しみながら。オフィスにスタッフが出勤する前の30分間は私だけの有意義な時間となりました。IT SOLUTION 開発の業務システム導入から日が浅いため、当社における売上げ増加やコスト削減などの主たる効果は2005年度末に現れることでしょう。

2007年2月に導入効果を改めてお聞きしました・・・・

（株）シガークラブ基幹業務システム‘kyon-kyon vol. 1’の2004年12月運用開始から、はや２年の歳月が過ぎました。その間、日本全国への度重なる移動だけでなく、海外への出張時にさえも１台の端末を小脇に抱え移動する日々が続きました。当初、いつでもどこでも動作する、しかもリアルタイムで 、の謳い文句が果たしてどこまで現実のものになるのかは、導入に際しての総指揮官でありながらも、私自身、半信半疑のままでした。また、仮に、看板に偽りナシの完ぺきなソフトであったとしても、机上の理論通りの運用が可能なのかとの不安も拭えない、偽らざる心境がそうさせた理由でもあります。そして、運用を続ける中、ついに不安は的中します。基幹システムがスタッフの指示に従って作動しない。導入後の運用に慣れたはずのスタッフが、連日、私の携帯電話へ、あらゆる場面でそのような現場での緊迫した雰囲気を伝え続けます。目の前にお客様がいらっしゃるにもかかわらず、リアルタイムで反応するはずのシステムが答えを出さない。この緊張感を電話の向こうであることも忘れてしまうくらいの臨場感で、何度受け取ったことでしょうか。卸元としての出荷作業。そのお客様との間を取り持つセールス。そして直営店舗での年中無休営業。これらの情報が本社に統括され、売上実績だけにとどまらないすべての流通情報を管理し、しかもリアルタイムでそれにアクセスできる環境には、やはり無理があったのではないか。後戻りできない状況の中、何度も独り自問自答を繰り返したものです。その度に行われる、IT SOLUTION 社の技術開発陣による粘り強い対応が、だんだんと自分自身に対する自信へと変化していきました。自信が信頼へと結びつき出した頃、いつの間にか、電話を通してスタッフへ発するメッセージも力を持ちはじめ、「ではそのように対応してみます」といった明快な返答が得られるようになりました。その結果、都合１年半の歳月を費やしてしまいましたが、２００６年度は完ぺきな運用を実現し、外部から雇用した経営コンサルタントをして、この複雑怪奇な業務内容をほぼ完ぺきにこなしていることに驚きを隠せないとのコメントを引き出すに至りました。そしてこの年度末、シガークラブは一人前の企業として過去最高の売上高をスムースな情報管理体制と共に達成しようとしています。従業員の活動、時間、そして商品管理のそれぞれにロス、ムダがなくなったことは、今更、とりとめてアピールするポイントではありません。事業の幅が広がれば広がる程、この仕組みは充実の度合いを増していきます。困難な状況に直面すれば、その都度、IT SOLUTION 社の技術陣は具体的な対応策を持って事業をサポートしてくださいます。まだまだ出来ることがあるはずだ。マーケットへ最高のサービスを提供することが最大の使命である弊社の業務に、社内の仕組みにおける煩わしさは一切必要ありません。そこに割く時間とエネルギーは、すべてお客様にお届けすることが出来る今の体制は、不動のものであると自信を持って断言できます。その裏付けに、IT SOLUTION 社の技術が欠かせないことは、もはや言うまでもありません。